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福井オフィスづくりブログ
OAフロアとは?OAフロアを設置するメリットと選び方を解説
こんにちは。
福井県でのオフィスづくりのサポートをしている福井オフィスづくり.comです。福井オフィスづくり.comでは、オフィスの環境づくり、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。
オフィスの床を這う配線は、歩行時の転倒リスクを高めるだけでなく、デスク配置の変更を制限する要因にもなります。パソコンや電話、プリンターといった多種多様な機器を使用する現代のオフィスにおいて、配線の複雑化は避けられない課題です。これらの問題を解決するための有効な手段として、OAフロアの導入が挙げられます。本記事ではオフィス移転やリニューアルを検討されている担当者様に向けて、OAフロアの基礎知識から選び方のポイントまでを解説します。

OAフロアの概要
OAフロアはオフィスの床の上にパネルを敷き詰めて二重構造にし、その隙間にネットワークケーブルや電源コードを収納できる床材です。「フリーアクセスフロア」とも呼ばれます。既存の床との間に空間を作ることで、雑然としがちな配線類をすべて床下に収めることが可能です。これにより、歩行空間から配線が排除され、安全で整然としたオフィス環境が実現します。
オフィスにOAフロアを導入するメリット
OAフロアの設置によってオフィス環境には以下のような改善が見込まれます。
安全性の確保と断線トラブルの防止
床にケーブルが露出していると社員が足を引っかけた際に転倒する危険があります。OAフロア化により、転倒の危険性を無くすと同時にケーブルが不意に抜けることによるデータ消失や断線といったシステムトラブルを防ぐ効果もあります。配線を床下に完全に格納することで安全な通路を確保できます。
室内環境の整理と快適性の向上
配線が露出した状態は、室内の整理整頓を妨げるだけでなくホコリが蓄積する原因となります。OAフロアを導入して床面をフラットに保つことで清掃が容易になります。清潔な状態が維持されたオフィスは、従業員の集中力向上や来客時の信頼感に寄与します。
レイアウト変更への柔軟な対応
OAフロアは床下の任意の場所から配線を取り出せる構造になっています。人員の増減や組織変更に伴うデスクの配置換えを行う際もコンセントの位置に縛られることなく自由な設計が可能です。
OAフロアの種類と素材の特徴
OAフロアは施工方法や材質によっていくつかの種類に分類されます。
施工タイプによる分類
置敷(おきじき)タイプ
床の上にパネルを並べて敷き詰める比較的簡便な工法です。支柱タイプと比較して導入費用を抑えられる傾向にあり、コストパフォーマンスを重視する場合に適しています。
支柱タイプ
高さ調整が可能な支柱を立て、その上にパネルを設置する工法です。床下に十分な空間を確保できるため、大量の配線を収容するのに適しています。床面の微細な凹凸を調整して水平を保てるため、大規模オフィスやサーバールームで採用されます。
過度な荷重への対策
重量のある什器やキャスター付きの椅子は、特定の箇所に負荷を集中させ傷や凹みの原因を作ります。保護マットを敷いたりキャスター受けを設置したりして、荷重を分散させる工夫が有効です。
材質による分類
プラスチック製
軽量で扱いやすく、コストを抑えた導入が可能です。パネルの加工や交換も容易なためレイアウト変更には適していますが、他の素材と比較すると荷重への耐性や歩行時の安定感はやや限定的です。
コンクリート製
歩行時の沈み込みが少なく、高い安定感と遮音性を備えています。一方で重量があるため建物への負荷を考慮する必要があり、導入費用や廃棄時のコストが比較的高くなる傾向にあります。
金属製
アルミやスチールを用いたパネルで、軽量さと強度のバランスに優れています。耐久性が高くリサイクル可能な素材であるため環境負荷の低減にも寄与します。
適切なOAフロアを選択するためのポイント
オフィスの実態に合わせて最適な製品を選ぶために、以下の4項目を確認してください。
配線容量とオフィス規模の確認
使用する電子機器の数に応じて、必要となる床下の高さ(有効高)が決まります。小規模なオフィスであれば40mmから50mm程度の高さで対応できる場合が多いですが、中大規模以上のオフィスでは50mm以上の高さを確保できる支柱タイプが推奨されます。
設置機器に応じた耐荷重の選定
床の上には重い什器や複合機が設置されます。一般的なオフィス業務であれば耐荷重3000N(ニュートン)程度が目安となりますが、重いサーバーラックや移動式書庫を配置する場合は5000N以上の高強度タイプを選定する必要があります。
コストと工期のバランス
置敷タイプは工期が短くコストを抑えられますが、支柱タイプはレベル調整の工程が必要になるため工期と費用が増加します。オフィスの稼働スケジュールを考慮した計画が求められます。
建物の施工条件の把握
床を上げることで天井高が低くなるため、設置後の開放感についても考慮が必要です。特に賃貸物件の場合は、ビルの管理規定により床の高さや工事内容に制限が設けられていることがあるため、事前の確認が不可欠です。
仕上げ材の選定と品質の担保
OAフロアの上には、最終的な仕上げ材を敷設します。最も一般的なのは50cm角のタイルカーペットです。メンテナンス性が高く、配線の変更時も該当箇所のカーペットを剥がすだけで容易に作業が行えます。水回りの近くや汚れやすいエリアには、清掃が容易なビニル床タイルの採用も検討されます。
製品の信頼性を見極める指標として、JAFA(フリーアクセスフロア工業会)の性能評価認証をクリアしているかどうかを確認してください。公的な基準を満たした製品を選ぶことで、長期間の使用に伴うガタつきや破損といったトラブルのリスクを軽減できます。
まとめ
OAフロアの導入は、オフィスの安全性と将来の運用柔軟性を高めるための基盤づくりです。コスト、配線量、設置する什器の重量など、自社のニーズを正確に把握した上で適切なタイプを選択することが重要です。選定に迷う場合は、専門的な知見を持つ施工業者に相談し、現状の課題に基づいた具体的な提案を受けることをお勧めします。
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